授乳 後 うなる 原因 対処法

授乳後うなる原因と対処法とは?

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赤ちゃんとのコミュニケーションはなかなか難しいものです。
赤ちゃんが泣いていたら、母乳やミルクが足りないのかなと思いますね。

 

授乳をしてみたら、赤ちゃんが赤く苦しそうにうなっている、
なんて経験はありませんか?

 

一体どうしてしまったのかと心配でなりませんね。
早く苦しみから解放してあげたい!
そこで今回は、赤ちゃんが授乳後にうなる原因とその対処法についてご紹介します。

 

母乳・ミルクを飲みすぎている

 

赤ちゃん自身で、お腹いっぱいなのかどうか判断できるようになるのは、
生後3か月を過ぎたころです。

 

それまでは、満腹中枢がまだまだ未発達なので、
お腹がいっぱいか分からずに与えられたら与えられた分だけ、
母乳・ミルクを飲んでしまいます。

 

母乳・ミルクを飲み過ぎれば、もちろんお腹が苦しくなり、うなる原因となります。
赤ちゃんがうなっている様子を見て、
お母さんは母乳・ミルクが足りないと思い、
さらに与えてしまうと完全に悪循環です。

 

赤ちゃんは大泣きしてしまうでしょう。
赤ちゃんが泣いた=授乳とは限りません。
母乳・ミルクを飲んだ量が多くなりすぎないように、
チェックする必要があります。

 

母乳の質が悪い・飲みにくい

 

母乳の質が悪いとは、どういうことでしょうか。
それは、赤ちゃんにとって母乳がおいしくない、
飲みにくい状態である、ということです。

 

母乳はお母さんが食べたものによって作られます。
お母さんが食べたものが、赤ちゃんにとって良くないものであると、
赤ちゃんは母乳を飲むのを嫌がってうなることがあります。

 

質の悪い母乳とは、ドロっとしていて、温度が低く、
詰まりやすい液状となっている状態です。
以下に母乳の質を悪くしてしまう食べ物を紹介します。

 

・カレーなどの刺激のあるもの
・チョコレートやケーキのような糖質や脂質の多いもの
・脂肪分の多い乳製品
・揚げ物など脂質の多いもの

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これらは摂取してはいけないというものではありません。
これらの食べ物を、どれくらい摂取したら母乳の質が悪くなってしまうかは、
個人差があります。
あまり偏らないようにバランスよく食事を心がけることが大切です。

 

空気を体からうまく出せない

 

赤ちゃんが母乳やミルクを飲むときには、
まだ上手に飲めないので空気も飲み込んでしまいます。

 

胃に多くの空気が溜まってしまうのですが、
これまた赤ちゃんは自分でうまくゲップすることができないので、
苦しそうにうなることになります。

 

また、空気が腸に移動しおならとなって外に出ればよいのですが、
腹圧をうまくかけられない赤ちゃんは腸が空気で膨らんで苦しくなってうなります。
以下にこれらの問題の対処法をご紹介します。

 

・授乳後のゲップは気長に丁寧に
授乳後に赤ちゃんは結構すごい音でゲップをします。
こんなに空気も飲んでしまうのだなと驚きます。
小さなゲップが出たとしても、
まだ出ると考えて5分以上は身体を縦の状態に抱っこしてあげましょう。

 

・軽く体操をしてあげる
体操の方法は、足を丸めたり伸ばしたり、
身体を横向きにしたり、縦抱きをしたりということです。

 

軽く体操をしてあげると腸が活発に動くようになります。
そうすることでおならを促してあげられます。
できれば授乳後1時間ほど経ってから、
機嫌の良いときに無理のないようにやってあげましょう。

 

・お腹をマッサージしてあげる
お腹に「の」の字を書くようにマッサージをしてあげます。
これでも腸の動きを活発にしてあげられます。
同じように授乳後すぐは避けてあげましょう。

 

・・・いかがでしたか?
赤ちゃんが自分で寝返りをうてるようになると、
自然と腸の動きを活発にできるようになります。

 

それまではなかなか赤ちゃん自身では、
苦しさから解放することができないので、
大人の私たちが優しく助けてあげましょう。

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