生後1ヶ月の授乳で間隔が1時間とは?
出産を終えると、
毎日赤ちゃんへの授乳をするようになります。
最初は上手に吸えなかった赤ちゃんも、
徐々に母乳やミルクを飲めるようになります。
授乳間隔も、生後間もないうちは
「赤ちゃんが欲しがる時にあげる」と
指導されますよね。
では、生後1ヶ月経っても同じなのでしょうか?
そこで今回は、生後1ヶ月の授乳間隔が
1時間とはどうなのか、紹介します。
生後1ヶ月の授乳間隔や母乳量
生後1ヶ月の赤ちゃんは、
「新生児」と呼ばれる時期です。
母乳を吸う力が弱いので、
少し飲むと疲れて眠ってしまうものです。
そのため、一回の授乳量はとても少ないのです。
また、授乳間隔も授乳時間も短いのが特徴です。
母乳育児の場合、
一般的には2〜3時間起きに左右それぞれ
5〜10分飲ませてあげるように言われます。
またこの時期は、
1日に何度飲ませても問題ありません。
1日10〜12回ほどの
授乳回数になる事が多いのです。
もし赤ちゃんが欲しがるのであれば、
授乳間隔はあまり気にしなくても良いのです。
ただし、20分以上授乳をするなどは
赤ちゃんにも負担がかかるので避けましょう。
母乳は飲ませるほど出やすくなります。
赤ちゃんの欲しがるだけ飲ませて
問題ないのです。
母乳が足りているか確認方法
母乳間隔が短く頻繁に母乳を欲しがると、
もしかしたら母乳が足りていないのでは?と
不安になりますよね。
母乳が足りているかどうかの目安としては、
・1日8回以上母乳を飲んでいる
・1日7〜8回、色の薄い排尿が出る
・1日3〜8回排便がある
・1日18〜30gの割合で体重増加がある
・機嫌が良い
などが挙げられます。
もし母乳育児で、授乳間隔が短く足りているか
不安になるのであれば、
上記の点を確認してみましょう。
また、1ヶ月検診で保健師などに
相談してみるのも良いでしょう。
母乳とミルクの混合の場合
完母で育てる方も多いですが、
中には母乳が中々出なくて
ミルクと混合で授乳している方も多くいます。
一般的な母乳の量は、
その時期の新生児に必要な量であると
考えられています。
しかし、母乳だけでは足りないのでは?と
ミルクを足した方が良いか悩む場合がります。
そんな時は、出産後退院の時に
・ミルクを足した方が良いか
・足すならどのくらい足せば良いか
を確認するようにしましょう。
また、完全ミルクの場合は
1日に与える量がミルク缶に書いてあるので、
基本的にはそれを守りましょう。
授乳間隔としては、
ミルクをあげる場合は
3時間は間隔をあけるようにしましょう。
ミルクは母乳よりカロリーが高いので、
あげすぎには注意が必要です。
・・・いかがでしたか?
このように、母乳育児をしている場合は
授乳間隔が1時間であっても、
赤ちゃんが欲しがるのであれば
様子を見ても良いでしょう。
もし、あまりにも母乳では足りなくて
間隔が短いのであれば検診の時などに、
助産師に相談するようにしましょうね。
また、混合や完全ミルクの場合は
1時間間隔では短すぎます。
3時間はあくように、
意識をしていきましょうね。