授乳 量 少ない 原因 対処法

授乳量が少ない時の原因と対処法とは?

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出産後、赤ちゃんを母乳で育てたいと
考えている妊婦さんは約90%います。

 

一方で出産後、約70%のお母さんが
「母乳が十分出ない」等の
母乳不足について問題を抱えています。

 

赤ちゃんの発育にも関わる重要な授乳、
その授乳量が少ないと赤ちゃんの健康に
影響が出てしまうのではないかと
心配になります。

 

落ち込んだり悩んだりしている方も、
少なくないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
なぜ授乳量が少ないのかという
原因と対対処法についてご紹介していきます。

 

母乳の授乳量が少ないかはどう判断するの?

 

母乳の場合ミルクと違って、
赤ちゃんが飲んだ量と言うのは、
なかなか把握しづらいものです。

 

そのような時には、
赤ちゃんの体重で判断することが可能です。

 

新生児期では、1日20〜30g、
生後1ヶ月頃は1日30g、

 

生後2ヶ月では1ヶ月1kg程度の増加が
少しずつでもあると、
授乳量は十分であると言えるでしょう。

 

また、排泄物の量や回数が少なかったり、
授乳間隔が極端に長い、
あるいは短いということでも、
授乳量の判断材料となります。

 

そして、授乳直後にも拘わらず、
機嫌が悪く泣いてしまったり、

 

なかなか寝つかなかったりと、
いうようなことが見られる場合にも、
母乳不足である可能性があります。

 

しかし、体調が悪い、おむつが汚れている等、
他の原因が考えられる場合もあります。

 

赤ちゃんを日頃からよく観察して、
変化がないかを確認していくと良いでしょう。

 

なぜ授乳量が少なくなってしまうのか

 

科学的な解明には至っていませんが、
母乳生成において
ホルモン分泌と言うのは欠かせないため、

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食事内容やストレス等が
大きな関わりがあると考えられています。

 

食生活の乱れや水分不足、寝不足、
不規則な生活や育児による疲れやストレス等は、
昼夜問わず赤ちゃんのお世話が必要になる
授乳期には、特に受けやすい環境です。

 

そのため、ホルモンバランスが乱れてしまい、
授乳量が少なくなってしまうと考えらています。

 

また、赤ちゃんが
上手に乳首を加えることができず、
しっかりと母乳を吸えないことや、

 

授乳回数が少ない場合にも、
乳腺や乳管が詰まりやすくなり、
母乳不足になる一因となる可能性があります。

 

授乳量が少ない場合の対処法

 

母乳の授乳量を増やすためには、
母乳を飲んでもらうことが、
一番の対処法になります。

 

それにより母乳生成が促進され、
分泌量が増していきます。

 

授乳回数を、昼夜ともに頻回にするよう
心がけると良いでしょう。

 

隙間時間に睡眠をとることも、
授乳量に影響を与えやすいストレス発散に、
有効になります。

 

そして、血液の生成に大切な鉄分や、
体を温める根菜類の摂取を、
食事から子心がけることもお勧めです。

 

不足しがちな水分も、
こまめに摂るよう意識してください。

 

もう一つ注意したいのが、身体の冷えです。
母乳はお母さんの血液からできています。

 

元々冷え性と言う女性は多いですが、
出産後は特に冷え性になりやすい
身体になっています。

 

身体の冷えは血流が悪くなり、
それにより母乳の出にも影響を与えます。
身体が冷えないよう注意しましょう。

 

足浴や靴下を履いて
くるぶしを隠したりすることで、
冷えの予防にもなります。
ぜひ、生活に取り入れてみてください。

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