授乳中 生理痛 薬

授乳中の生理痛の薬とは?

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出産をすると、
数ヶ月あるいは数年で生理が再開しますよね。

 

出産前は生理痛がひどかった方が、
出産後に軽くなったなんて話を良く聞きます。

 

しかし、誰もが出産後
生理痛が軽くなるわけではありません。
中には、出産後に生理痛がひどくなった、
という方も多くいます。

 

つらい生理痛がある時は、
薬を服用して痛みを緩和したいですよね。

 

授乳期に薬を飲んでしまうと、
赤ちゃんに影響してしまうかも…
と不安になるものです。

 

そこで今回は、
授乳中の生理痛の薬とは
どの様なものがあるか紹介します。

 

授乳期の生理痛の原因

 

一般的には、
産後は出産によって子宮口が開くので、
経血の排出がスムーズになって
生理痛が軽くなると言われています。

 

しかし、以下のような原因で
生理痛がひどい女性もいて、
場合によっては婦人科等の受診が
必要となる事もあります。

 

原因としては
以下の事が考えられます。

 

・ストレス
慣れない育児や育児しながらの家事など、
産後は体力が消耗している中で
やる事が多くあり、
ストレスを感じやすくなります。

 

今までと違う生活リズムでストレスが溜まって、
自律神経を乱し、
生理痛が重く
なるのです。

 

・骨盤の歪み
出産で産道を確保するために、
母親の骨盤は一度大きく広がります。

 

産後しばらくは、この広がった骨盤は
元の状態に回復していないのです。

 

生理時に経血を排出するために、
子宮を収縮させるのですが、
骨盤が歪んでいると子宮に形にも影響が出て、
生理痛がひどくなるのです。

 

・子宮内膜症
本来子宮の内側にできる
「子宮内膜」という組織が、
子宮外にできてしまう病気です。

 

子宮内膜症は、
生理のたびに出血を起こしてしまうので、
ひどい生理痛を感じます。

 

もし我慢できないほどの
痛みを感じるのであれば、
一度婦人科を受診しましょう。

 

・胎盤の残留
産後、子宮内に残った胎盤は
悪露として出てきます。

 

しかし、時にこの胎盤が
子宮内に残ってしまう場合があります。

 

産後1ヶ月以上たっても
生理以外の出血があったり、
鮮血の塊が出たりする場合は、
早めに婦人科を受診しましょう。

 

授乳中の生理痛の薬

 

生理痛を緩和できる鎮痛剤の中には、
授乳中でも服用できるものがあります。

 

生理痛がひどい時には、
産婦人科を受診して医師に相談した上で、
薬を処方してもらうようにしましょう。

 

もし自己判断で市販薬を購入する場合は、
注意書きを必ず確認しましょう。

 

例えば、
「ロキソニン」は、
授乳中の服用は控えるよう推奨されています。

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「イブA錠」「イブプロフェン」は、
医師や薬剤師に相談するようにとあります。

 

注意書きを確認して、
薬剤師に相談して購入するのが安心なのです。

 

また、低容量ピルは
授乳を卒業してから服用するようにしましょう。
ピルの成分は母乳に溶け込んでしまうので、
赤ちゃんに届いてしまうリスクが高いです。

 

さらに、ピルの影響で母乳量が少なくなって、
母乳の出が悪くなる可能性もあるので
注意が必要です。

 

その他の改善方法

 

授乳中の生理痛は、
産婦人科を受診して医師に相談するのが
一番安心な方法です。

 

しかし、小さい我が子を
連れていかなければならないなど、
産後は中々病院に行きにくいものです。

 

そんな時は、
薬以外で生理痛を改善する方法を
試してみましょう。
いくつかの方法を紹介します。

 

・骨盤ベルトや整体で骨盤矯正
出産により骨盤が歪んでしまうと、
そのひどい歪みが生理痛につながる
場合があります。

 

骨盤ベルトなどで
骨盤を正しい位置に戻してあげる事で、
生理痛が緩和される事があるのです。

 

ベルトを利用する場合は、
説明書をよく読み正しい巻き方をしましょう。

 

整骨院などでの骨盤矯正は、
1ヶ月検診で異常がない事を確認してから
受けるようにしましょうね。

 

・食生活の改善
ストレスにより
ホルモンバランスが乱れている場合は、
食生活での改善を心がけましょう。

 

豆乳、豆腐、納豆などの豆製品に含まれる
イソフラボンは、
エストロゲンを補完する役割があるので、
生理痛の緩和効果が期待できます。

 

また、生理は貧血になりやすいので、
鉄分の多いものを
積極的に摂取する事も大切です。

 

・血行を良くする
冷え性の場合、生理痛が悪化しやすいです。
温かい飲み物を飲んだり靴下を履いたりと、
日常生活の習慣を見直しましょう。

 

産後1ヶ月を過ぎて悪露がおさまったら、
お風呂にゆっくり浸かる事も効果的です。

 

・睡眠時間を少しでも増やす
生活リズムが乱れると、ホ
ルモンバランスが崩れて
生理痛がひどくなってしまいます。

 

と言っても、
授乳期はまとまった睡眠時間を
取りづらいものです。

 

もし生理痛がひどい時は、
旦那さんや家族に赤ちゃんを見てもらい、
短時間でも眠る時間を作りましょう。

 

・・・いかがでしたか?
このように、授乳中の生理痛の薬は
服用して良いものもあるのです。

 

しかし、市販のものを購入する場合は、
必ず注意書きを確認し、
薬剤師に相談するようにしましょう。

 

できれば、病院を受診して医師に相談し、
処方してもらえると良いでしょう。

 

とは言っても、
生理痛は本人しか分からないものです。
我慢せずに周りの人に甘えて、
きちんと対処していってくださいね!

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