授乳期にロキソニン使用で赤ちゃんへの影響とは?
赤ちゃんのお世話は休みがありません。
年中無休状態です。
授乳期にも今までと同じように、頭痛などの体調不良はやってきます。
頭痛の中、動かなければならないのはとても大変です。
体を起こすだけで痛くて仕方ないこともありますよね。
ですが、体を休める暇もなく、薬も飲めず、病院にも行けず、
ひたすら我慢し耐え忍んでいるお母さんはたくさんいます。
子供のお世話をしっかりこなすためにも、本当は頭痛薬を飲みたいところです。
そこで今回は、ロキソニンを服用することで赤ちゃんに影響があるのか紹介します。
ロキソニンとはどんなお薬でしょか?
ロキソニンの主成分はロキソプロフェンというものです。
効果・効能としては、痛み止め・炎症抑制作用です。
最近ではドラックストアにて市販のロキソニンを購入することが可能です。
ロキソニンは胃への負担が大きめなお薬です。
胃の弱い方はムコスタなどの胃薬と併用することがおすすめです。
授乳中にお薬の使用を避けたいのはどうして?
母乳の素はお母さんの血液でできています。
お薬は血液に溶け込んで全身を回り効果を発揮します。
つまり、母乳にもお薬の成分が含まれることになります。
赤ちゃんはごく少量のお薬成分でも強い作用を発揮してしまいます。
そのため、授乳期のお母さんのお薬の服用は避けられています。
しかし、授乳期に服用しても大丈夫なお薬もあります。
ロキソニンはどうでしょうか。
授乳期のロキソニンの服用は大丈夫なの?
ロキソニンの成分は母乳にほとんど移行してしまうことはありません。
ロキソニン成分の半減期は約75分となっています。
半減期が短いお薬であり、授乳中に服用しても大丈夫であるとされています。
しかし、母体の状態によっては、ロキソニン成分が母乳に移行しないとも限りません。
念のために、お医者様によってはロキソニンではなく
カロナールを処方する場合もあります。
ロキソニンは、服用してから体外に排出されるまで8時間ほどかかります。
この間は断乳し、8時間後の母乳を搾乳してから授乳させることをおすすめします。
それまでの間は粉ミルクで対応するとよいでしょう。
・・・いかがでしたか?
ロキソニンは、絶対に服用してはならない薬というわけではありません。
ロキソニンを服用して授乳してしまったとしても焦ることはありません。
赤ちゃんの様子に変化がないかしばらく見てあげましょう。
授乳期であっても工夫をすればロキソニンの服用は可能です。
無理をしすぎないよう、柔軟に対応していきましょう!