授乳中 頭痛薬 市販 薬

授乳中に頭痛薬で市販の薬とは?

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授乳中は、睡眠不足や疲れが溜まって
頭痛を起こす事が良くあるものです。
出産という大仕事を終えて、
疲れがどっと出ることもあります。

 

しかし、頭が痛いからと言って
授乳をしない訳にはいきませんよね。
病院を受診するほど
時間にも心にも余裕がないはず。

 

そのため、市販薬を服用して
頭痛を止めたいと考えるのではないでしょうか。
でも授乳中は市販の頭痛薬を
飲んでも大丈夫なのか、気になりますよね。

 

そこで今回は、
授乳中の頭痛薬で
市販の薬を飲んでも大丈夫なのか、
紹介します。

 

授乳中に頭痛薬は飲んで良いのか

 

授乳中に頭痛薬を飲む事で一番心配なのが、
薬の成分が母乳に移行して
赤ちゃんへ作用してしまうのではないか
という事。

 

確かに、母親が服用した薬のほとんどが、
母乳へ移行すると言われています。
しかし、移行しますが
その量は非常に少ないです。

 

これは、厚生労働省所管である
国立高度専門医療研究所センターの
HPにも記載されている事です。

 

そこには、
「薬を飲んでいる母親が、
必ずしも母乳をあげる事を諦める必要はない」
事が書かれています。

 

日本では、赤ちゃんへの影響を
気にしすぎている傾向が強く、
薬を我慢する方が多いのが現状です。

 

しかし、科学的に授乳中であっても
安全に使用出来ると発表されている
薬はあるのです。

 

もちろん、頭痛薬にも科学的に安全と
発表されている薬がいくつかあります。

 

具体的には、
「アセトアミノフェン」
「イブプロフェン」です。

 

授乳中に飲める市販の頭痛薬

 

アセトアミノフェンとイブプロフェンは、
授乳中でもOKとされています。

 

しかし、イブプロフェンに関しては、
各メーカー「医師や薬剤師への相談が必要」と
記載しています。

 

そのため、
自己判断で飲んでも大丈夫な市販薬は、
「アセトアミノフェン」のもとなるのです。

 

具体的な市販薬名としては、
アセトアミノフェンを含む、
「タイレノールA」や「ラックル速溶状」です。

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これらは、病院で処方される
「カロナール」と同じ成分となります。

 

アセトアミノフェンは、
胃に優しく空腹でも服用可能。
その上、飲んでも眠くなりません。

 

一方でその分、
解熱鎮痛効果も低いとされています。
ひどい頭痛の時には、
もしかしたら効かない可能性もあるのです。

 

と言っても、一番安全な薬なので
自己判断で服用する場合は、
「アセトアミノフェン」配合のものを
使用しましょう。

 

イブプロフェンを含んだ薬はどうなの?

 

では、授乳中でも大丈夫とされている
「イブプロフェン」を含んだ薬は、
どうなのでしょうか。

 

このイブプロフェンは、
頭痛だけでなく
歯痛や生理痛にも服用されている薬です。

 

解熱鎮痛効果も高いので、
アセトアミノフェンよりも効果が期待できると
言われています。

 

授乳期でも安全に使用できると
考えられている薬ですが、
実際の市販薬は医師や薬剤師に
相談が必要とされています。

 

中には、服用を避けるように
注意書きされているものもあります。

 

具体的な市販薬名としては、
・EVEシリーズ
・バファリンルナ

 

・バファリンプレミアム
・ノーシンピュア
などです。

 

ちなみに、バファリンAには
イブプロフェンは配合されていませんが、
アセチルサリチル酸が含まれています。

 

製造元は
授乳期の服用は避けるようにと
記載しています。

 

・・・いかがでしたか?
授乳中の頭痛で飲んでも大丈夫な市販薬は、
「タイレノールA」や「ラックル速溶状」
などなのです。

 

成分としては、アセトアミノフェンを含む薬を
選ぶようにしましょう。

 

しかし、ほとんどの方は
薬の成分などに対して素人のはず。

 

もし不安であれば、
薬局やドラッグストアの薬剤師さんに相談して、
購入することをオススメします。

 

授乳中の頭痛はつらいものです。
我慢せず、安全な薬で解消して下さいね!

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