授乳中 チーズ 食べる

授乳中チーズを食べるのは大丈夫なの?

スポンサーリンク

乳製品は、カルシウムたっぷりで
たんぱく質も豊富な食品です。

 

特に女性や成長期の子供は、
これらの栄養素が大切なので、
意識的に食べている方も
多いのではないでしょうか。

 

しかし、産婦人科では
授乳中に乳製品の摂取を
控えるように指導されるものです。

 

では何故、
乳製品を避けた方が良いのでしょうか。

 

特にチーズが好きな方にとっては、
チーズくらい食べてもいいのでは?
と考えるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
授乳中チーズは食べても大丈夫かどうかについて
紹介します。

 

授乳と乳製品

 

授乳中は、赤ちゃんに栄養を奪われるため
栄養不足になりがちです。

 

そのため、
カルシウムやたんぱく質などを多く含む
乳製品で手軽に摂取しようと
考える方も多いでしょう。

 

ただし、食事と母乳の質や量の関係は
まだ十分調査報告が上がっていないのです。

 

一方でWHOでは、「はっきりした根拠はないが、
高塩分、高脂肪の食事は
「乳腺炎の原因となる」と言われています。

 

そのため、
母乳外来や医師の監修による書籍でも、
母乳の分泌に関して
食事の指導が書かれているのです。

 

つまり、食事の母乳の質、
量に関係があるのではないか、
と考えられているのです。

 

高脂肪の乳製品には
気をつけると安心とと言えるのです。

 

乳製品が母乳に与える影響

 

乳製品を過剰に摂取すると、
母乳に与える可能性として以下の点があります。

 

・母乳の分泌量が増えすぎる
本来母乳は、
赤ちゃんが必要とする量が出れば十分です。

 

しかし、乳製品を過剰に摂取すると
体質的に母乳が多く分泌されてしまう
場合があるのです。

 

増えすぎた母乳は、
赤ちゃんが飲みきれずに詰まってしまい、
乳腺炎になる可能性もあります。

スポンサーリンク

・母乳の質が低下する
乳製品を摂りすぎると、
母乳が高脂肪の状態になる可能性があります。

 

消化機能が未熟な赤ちゃんにとっては、
高脂肪の母乳は消化しにくいものです。

 

便秘や下痢などのトラブルを
招いてしまう事があるので注意が必要です。

 

 

乳製品は栄養価が高いので、
適度に摂取した方が母乳がしっかり出るのです。

 

赤ちゃんがしっかり
母乳を飲んでくれるのであれば、
気にしすぎる必要はありません。

 

ただし、母乳の分泌量が多いと
乳腺が詰まりやすくなる人もいるので
注意が必要なのです。

 

このような人は、
乳製品の摂取量を抑えていた方が安心です。
自分のおっぱいの状態に合わせて
摂取量を決める事が大切なのです。

 

授乳中のチーズ

 

乳製品とは、動物、特に牛の乳を加工して
製造された製品を指します。

 

牛乳やクリーム、練乳といった液状の製品の他、
バターやチーズ、アイスクリーム、
粉乳などの固形の製品にも多く含まれます。

 

特に授乳中に注意したい乳製品としては、
・プリン
・アイスクリーム

 

・生クリームを使ったケーキなどの洋菓子
・バターたっぷりのケーキなどの洋菓子

 

・チーズがたっぷりのグラタンなどの洋食
・生クリームたっぷりのクリームパスタ
などが挙げられます。
チーズは洋食で多く使われる乳製品です。

 

チーズそのものを控えても、
洋食を多く食べれば
過剰に摂取してしまう可能性があるので
注意が必要なのです。

 

・・・いかがでしたか?
このように、授乳中にチーズを食べる事は、
その人の体質によっては注意が必要なのです。
また、過剰な摂取は禁物です。

 

チーズなどの乳製品を摂ることで、
良質な母乳が作れ、
赤ちゃんがよく吸ってくれる方であれば、
多少の摂取は良いことなのです。

 

一方で、乳腺がつまりやすいなどの体質の方は
注意が必要です。

 

自分の体質を考慮して、
チーズは食べ過ぎないように
気をつけましょうね!

スポンサーリンク