授乳の姿勢で新生児の縦抱きのコツとは?
初めての子育てでまず試練となるのは授乳です。
最初はなかなかうまくいかないものです。
新生児の赤ちゃんの授乳は、横抱きで行っている場合が多いでしょう。
実は新生児の赤ちゃんでも縦抱きの姿勢で授乳することができます。
横抱きよりも、縦抱きの方が母乳を飲みやすい新生児の赤ちゃんもいます。
今回は、新生児の赤ちゃんに縦抱きの姿勢で授乳させるコツをご紹介します。
新生児の赤ちゃんは、首も腰も据わっていないので縦抱きで授乳するためには、
しっかりお母さんが支えてあげないといけません。
ですが、意外と楽に安定して縦抱き授乳ができます。
縦抱きでの授乳の方法
その1
・新生児の赤ちゃんのお尻をお母さんの太ももに乗せ、
赤ちゃんの足はお母さんの太ももをまたぐようにします。
・新生児の赤ちゃんの股・おなかをお母さんのおなかに引き寄せて支えます。
・新生児の赤ちゃんの首を反対の手で支え、おっぱいにあてがいます。
その2
・新生児の赤ちゃんのお尻をお母さんの太ももにまたがずに内ももに向けて座らせます。
・新生児の赤ちゃんの腰をおかあさんのおなかに引き寄せ支えます。
・新生児の赤ちゃんの首を腕の肘あたりに乗せて支え、おっぱいにあてがいます。
縦抱きでの授乳のコツ
新生児の赤ちゃんのおなか、腰をお母さんのおなかにしっかり引き寄せること。
そして新生児の赤ちゃんの首もしっかり支えておっぱいにあてがうことです。
さらに楽な体勢をとるために膝の高さを調整し、
背中にクッションを当てておくとよいです。
その時に新生児の赤ちゃんの顎が上の方を向くようにしてあげると飲みやすいですよ。
・・・いかがでしたか?
縦抱きで授乳させることは、新生児の赤ちゃんにだけでなく、
お母さんにもメリットがあります。
いつも同じ体勢で授乳をしていると、
いつも同じところに母乳の飲み残しができることになります。
これが乳腺炎の原因になることがあります。
いつもの授乳姿勢のレパートリーに、
縦抱きの授乳姿勢も加えてみてはいかがでしょうか。