授乳中のカフェインで紅茶とは?
授乳中には、
カフェインをとってはいけないという事を、
聞いた事があるのではないでしょうか。
コーヒーはもちろん、
紅茶なども良くないと言われます。
しかし、それは何故なのでしょうか。
紅茶を飲んだ場合は、
母体や赤ちゃんにどのような
影響があるのでしょうか。
そこで今回は、
授乳中のカフェインで
紅茶とはどうなのかについて紹介します。
授乳中の紅茶がいけない原因と症状
授乳中には、
紅茶を飲むのは控えた方が良いと
言われています。
その理由は、
紅茶に含まれるカフェインが原因しています。
カフェインを摂取しすぎると、
母乳を介して摂取したカフェインの
0.06〜1.5%が赤ちゃんに送られます。
赤ちゃんによるものですが、
カフェインの影響を受ける場合があるのです。
影響を受けての症状としては、
・ぐずる
・興奮する
・寝つきが悪くなる
・すぐに目が覚めて夜泣きが多くなる
などがあらわれます。
ただし、これは全員が全員ではなく、
全く影響しない赤ちゃんもいます。
しかし基本的には、
紅茶を多量にがぶ飲みするのは
避けるようにしましょう。
カフェインと赤ちゃんの成長への影響
カフェインは、
赤ちゃんの成長へどのような影響があるのか
気になる所ですよね。
カフェインの長期的な影響としては、
今のところは発育への影響についての報告は
されていないです。
そのため、
適度に摂取する分には
問題ないと言えるでしょう。
飲まない事でストレスが溜まるといけません。
授乳の間隔や量に気をつければ、
基本的には飲んで構わないのです。
とは言え、もしカフェインを摂取して
赤ちゃんが寝ないという事になれば、
多少は発育に影響が出る可能性もあります。
カフェインを摂取する際には、
その量に注意が必要なのです。
紅茶の母体への影響
紅茶には、カフェインの他に
タンニンという成分が含まれています。
タンニンは、鉄分と結合し
タンニン鉄という成分になります。
このタンニン鉄は、
体内に吸収されにくくなり、
そのまま排出されてしまうのです。
そのため、摂取しすぎると
貧血になりやすくなります。
授乳中は特に、
貧血になりやすいので注意が必要です。
例えば、紅茶などのタンニンが含まれるものを
摂取する際には、
鉄分の多い食品を意識して
摂り入れるよにしましょう。
ちなみに鉄分の多い食材は、
・レバー
・ひじき
・ほうれん草
・小松菜
・緑黄色野菜
・もずく
・プルーン
・豆腐
・納豆
などが挙げられます。
そこまで気にする必要はありませんが、
授乳中は貧血になりやすい時期なので
少し意識すると良いでしょう。
・・・いかがでしたか?
このように、授乳中のカフェインで紅茶とは、
授乳間隔や量に気をつければ問題ないのです。
しかし、多量に摂取してしまう赤ちゃんに
影響が出てしまう場合もあります。
また自分自身も、
貧血の原因となる可能性もあるので
気をつけましょうね!